Netflixが衰退している?

ストリーミングサービス
映像配信ストリーミングサービスの大手「Netflix」が衰退しているという噂をご存じですか?

 

Netflixは2022年内に「低価格プラン」を実装すると、ニューヨークタイムズにより報じられました。
巣ごもり需要で圧倒的な好調を見せたNetflixでしたが、2022年4月ごろに有料会員数の減少が見受けられ、9月までには追加で200万人の会員数減少が見込まれています。

 

結果として生まれるのが広告付きの低価格プランであると報じられたことで、実質的なNetflixの衰退が囁かれるようになりました

 

オリジナル作品や独占配信作品を多数抱え、業界の中では最大手と言われてきたNetflixに、一体何があったのでしょうか?

 

「Netflix離れ」が加速している理由

視聴者がNetflixから離れている理由はいくつかあります。
巣ごもり需要の解消にとどまらず、Netflixがユーザーから選ばれなくなった理由について考えていきましょう。

 

値上げ

アメリカのNetflixでは、サービス利用料の値上げが行われました。

 

  • ベーシックプラン:8.99ドル→9.99ドル
  • スタンダードプラン:13.99ドル→15.99ドル
  • プレミアムプラン:17.99ドル→19.99ドル

 

という具合に、3つあるプランの全てで値上げが行われたのです。

 

2022年5月時点では日本での料金値上げは行われていません。
しかし今後、アメリカに併せて値上げされる可能性は高く、日本でもサービスの解約を検討するユーザーが現れるのは大いに予想できます。

 

サービス内容の弱体化

Netflixの強みは「4K画質」や「作品本数」です。

 

月に何本も見るような映像作品好きならば、このメリットは見逃せません。
しかし、競合となる映像配信サービスと比べると、映像作品にしか強みがないとも考えられます。

 

Amazonが提供する「Prime Video」を例に挙げてみましょう。
Prime Videoは1万本以上の映像作品を配信しています。
動画を視聴するためには「プライム会員」という有料会員になる必要がありますが、会員になれば「Amazon Music Prime」で200万曲の音楽が楽しめ、Amazonでのネットショッピングは送料が無料になるのです。

 

料金の面で比較しても、Amazonプライムは月額500円(税込)、もしくは年額4,900円(税込)の安価かつ分かりやすいプラン設計であり「総合的な生活の質を高める」という観点ではNetflix以外のサービスに強みがあります。

 

自分に合ったサービスを見極める

スマホで音楽を聴く女性

 

サブスクリプションは気軽に解約できて、他サービスと気軽に比較検討できるのが最大のメリットです。

 

Netflixが衰退しているという噂はあくまで推測でしたが、もし本当ならば、人々が自分自身のニーズに合ったサービスを選ぶようになってきたという証拠なのではないでしょうか?

 

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